EV量産はいいが...

「EVシフト日本の選択 移行期間意外と長く 早大名誉教授 大聖泰弘」(2017.9.19(火)付 日本経済新聞朝刊5面「Opinion 複眼」より)

 

◆ガソリン車→EVへの移行が長い理由

①電池の性能

現在のリチウムイオン電池では重く、半分~1/3にならないと、ガソリン車の走行性能には太刀打ちできない

②急速充電インフラの整備

現在のステーションではフル充電に1時間かかる場合もある。給油所並みにすると、一般家庭の100倍の電力消費を要する。

③環境に配慮したエネルギー源の確保

EV用に電力を確保するために、二酸化炭素を大量に排出する火力発電を使うことはできない。

 

◆その他の問題点

・購入費用が割高

・リコール対応がままならない

 

◆所感

筆者も車を持っていない社会人。いや、必要としていないのだが

電気自動運転車が手頃な価格になれば買おうかな~。

さりとて、環境にやさしい電気自動車を開発したはいいが、

走らそうとすると環境を悪化させてしまうというのは皮肉...。